ぎっくり腰(急性腰痛症) ぎっくり腰(急性腰痛症)の症状や治療について、わかりやすく解説しています。 ぎっくり腰(急性腰痛症)とは 重い物を持った時や無理な姿勢をした時はもちろん、ちょっとした動作や特に何かをしたわけでもないのに突然発症する激しい痛みで、急性腰痛症の俗称です。欧米では「魔女の一撃」と表現されることもあります。 多くの場合、腰部筋群や靭帯、椎間関節、仙腸関節、椎間板に損傷が生じ、炎症を引き起こすことが主な原因と考えられております。まれに圧迫骨折や腫瘍、感染症などが原因となる場合もありますので、痛みが強い場合や長引く場合は早期の受診をお勧めします。 ぎっくり腰(急性腰痛症)の治療 原因は組織の炎症が主と考えられるため、消炎鎮痛剤は有効な場合が多く、日常生活に支障がない程度の痛みであれば、安静と内服薬や外用薬で様子を見ます。 可能であれば、無理のない範囲でのストレッチも有効です。 発症直後から2日目ぐらいまでは、15分程度のアイシングで痛みが軽減すれば、比較的浅い部位での炎症と考えられますので有効ですが、かなり深部のダメージが原因の患者様も多く、アイシングで痛みが改善しない場合は漫然と続けるのは避けた方が良いでしょう。 また、入浴で痛みが改善する場合には、アイシングは逆効果となる可能性があります。 日常生活に支障をきたすほどの強い痛みでも、数日安静にしていたら自然に治まることが多いとされてはいますが、そこまで痛みが強い場合には、組織のダメージの範囲が広かったり程度が強い場合が多く、数日の安静でやっとなんとか動ける程度の改善しか得られないことが多く、なかなか自然には治まりません。 当院に来られる患者様は、そのような 日常生活に支障をきたすような強い痛みを伴っている方が多いため、まず痛みの部位を触診で特定し、局所麻酔薬を使用した注射による治療を行います。治療の際には超音波エコーを用いますので、より安全かつ効果的に治療を行うことができます。 この場合に当院で行う注射による治療は、ハイドロリリースを目的とする事が多く、局所麻酔薬を用いて保険診療で行います。しかしその場合には薬剤の使用量が限られますので、施行範囲も限られます。痛みの部位や範囲によっては十分な効果が得られない場合があります。 広い範囲の治療を希望される場合は生理食塩水でのハイドロリリースも施行可能です(自費診療となります)ので、ご相談ください。 注射による治療ですので、一般的な注射と同様に、注射部位の痛みや腫れ、出血が生じる可能性があります。また、ごく稀に感染を起こすこともありますが、当院では安全面に十分配慮して治療を行っております。 この治療を数回行っても強い痛みが短期間で再発する場合や十分な効果が得られない場合には、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎疾患による腰痛の可能性も考えられますので、その際はレントゲン検査やMRI検査が必要となる場合もあります。 腰痛・股関節痛
ぎっくり腰(急性腰痛症)の症状や治療について、わかりやすく解説しています。
ぎっくり腰(急性腰痛症)とは
重い物を持った時や無理な姿勢をした時はもちろん、ちょっとした動作や特に何かをしたわけでもないのに突然発症する激しい痛みで、急性腰痛症の俗称です。欧米では「魔女の一撃」と表現されることもあります。
多くの場合、腰部筋群や靭帯、椎間関節、仙腸関節、椎間板に損傷が生じ、炎症を引き起こすことが主な原因と考えられております。まれに圧迫骨折や腫瘍、感染症などが原因となる場合もありますので、痛みが強い場合や長引く場合は早期の受診をお勧めします。
ぎっくり腰(急性腰痛症)の治療
原因は組織の炎症が主と考えられるため、消炎鎮痛剤は有効な場合が多く、日常生活に支障がない程度の痛みであれば、安静と内服薬や外用薬で様子を見ます。
可能であれば、無理のない範囲でのストレッチも有効です。
発症直後から2日目ぐらいまでは、15分程度のアイシングで痛みが軽減すれば、比較的浅い部位での炎症と考えられますので有効ですが、かなり深部のダメージが原因の患者様も多く、アイシングで痛みが改善しない場合は漫然と続けるのは避けた方が良いでしょう。
また、入浴で痛みが改善する場合には、アイシングは逆効果となる可能性があります。
日常生活に支障をきたすほどの強い痛みでも、数日安静にしていたら自然に治まることが多いとされてはいますが、そこまで痛みが強い場合には、組織のダメージの範囲が広かったり程度が強い場合が多く、数日の安静でやっとなんとか動ける程度の改善しか得られないことが多く、なかなか自然には治まりません。
当院に来られる患者様は、そのような 日常生活に支障をきたすような強い痛みを伴っている方が多いため、まず痛みの部位を触診で特定し、局所麻酔薬を使用した注射による治療を行います。治療の際には超音波エコーを用いますので、より安全かつ効果的に治療を行うことができます。
この場合に当院で行う注射による治療は、ハイドロリリースを目的とする事が多く、局所麻酔薬を用いて保険診療で行います。しかしその場合には薬剤の使用量が限られますので、施行範囲も限られます。痛みの部位や範囲によっては十分な効果が得られない場合があります。
広い範囲の治療を希望される場合は生理食塩水でのハイドロリリースも施行可能です(自費診療となります)ので、ご相談ください。
注射による治療ですので、一般的な注射と同様に、注射部位の痛みや腫れ、出血が生じる可能性があります。また、ごく稀に感染を起こすこともありますが、当院では安全面に十分配慮して治療を行っております。
この治療を数回行っても強い痛みが短期間で再発する場合や十分な効果が得られない場合には、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎疾患による腰痛の可能性も考えられますので、その際はレントゲン検査やMRI検査が必要となる場合もあります。