中枢神経障害性疼痛(心因性疼痛)

その時の医学では明らかな原因が分からないため、痛みの原因は心の病気であるといわれた時代があり、その頃の名残で心因性疼痛と呼ばれていました。

最近は脳科学の急激な進歩により様々な脳の機能が解明され始めており、脳の機能異常が痛みの感受性を変化させる(敏感にする)可能性が考えられています。

いわゆる精神疾患と呼ばれていたうつ病や統合失調症等も、最近はパーキンソン病などと同様な脳の機能(器質)異常とされ始めているのと同じで、高血圧や糖尿病などと同じ、体の異常に起因する疾患と捉えられ始めています。

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